【株式市場】好決算株が続々上げ日経平均は次第に持ち直して小幅高

株式市場 銘柄

◆日経平均の前引けは1万9624円84銭(3円93銭高)、TOPIXは1602.27ポイント(3.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億3127万株

チャート5 12日後場の東京株式市場は、昼12時に特損と業績予想を発表した東洋ゴム工業<5105>(東1)が急動意となり、同じく昼12時に3月決算を発表したSBIホールディングス<8473>(東1)も急伸し、以後も反応が活発。日経平均は前引け間際の153円26銭安(1万9467円65銭)を下値にして時間とともに回復し、大引けにかけては5円84銭高(1万9626円75銭)まで上げる場面があった。日経JASDAQ平均のみ小安い。

 昨日決算を発表したスズキ<7269>(東1)が朝方に軟調だっただけで次第に上値を追い、午後に入ると、13時30分に発表したふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東1)HOYA<7741>(東1)が一段ジリ高となり、14時に発表したノリタケカンパニーリミテド<5331>(東1)ニチレイ<2871>(東1)などが急伸し、14時過ぎに発表したソーダニッカ<8158>(東1)ファルコSDホールディングス<4671>(東1)なども急伸した。

 東証1部の出来高概算は27億3127万株(前引けは14億5075万株)、売買代金は2億7512億円(同1兆3625億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は1017(同696)銘柄、値下がり銘柄数は731(同1012)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は19業種(前引けは10業種)となり、値上がり率上位の業種は、精密機器、電力・ガス、保険、鉄鋼、海運、その他製品、繊維製品、石油・石炭、卸売り、ガラス・土石、などとなった。

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