テンポイノベーションが後場一段高、最高益決算とともに事業特性が見直される

■新型コロナ流行により「居抜き店舗.com」など注目される

テンポイノベーション<3484>(東1)は5月12日の後場、一段と上げ幅を広げて始まり、取引開始後に12%高の788円(83円高)をつけて出直りを強めている。8日に発表した2020年3月期の売上高が前期比21.3%増の99.85億円となるなどで各利益とともに最高を更新し、注目集中となっている(決算記事http://kabu-ir.com/article/475003172.html)。

 店舗不動産の賃借・転貸などを行う店舗転貸借事業を主事業とし、それも東京都内を中心とする首都圏の飲食店舗にマトを絞って事業を展開する。新型コロナウイルス流行の影響はあるものの、国や東京都の「家賃対策」が具体化するにつれて株価も下値セリ上げ傾向となってきた。

 ネットで店舗を紹介する「居抜き店舗.com」には、感染拡大防止協力金や政府による資金繰り支援策をまとめた特設コーナーなどがある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る