ケイアイスター不動産の分譲住宅の受注状況(4~5月)は前年同期間比12%増加

■契約金額・契約棟数とも5月に大きく増加

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月9日の取引終了後、主力事業である分譲住宅事業の2020年4~5月の受注状況を開示し、受注金額、受注棟数ともに前年同期間比12%増加したと発表した。

 新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業の業績悪化が懸念され、同社も含めて今期の業績予想を未定とした上場会社が多い中で、足元の状況を開示することに意義があるものと判断した。

 分譲住宅・契約金額の対前年比は、4月は91%にとどまったが5月は133%となり、この2ヵ月間では112%となった。

 また、分譲住宅・契約棟数の対前年比は、4月が91%だったが5月は133%となり、この2ヵ月間では112%となった。

■5月7日から業界初のローン返済支援サービスを開始

 同社では、5月7日から、不動産業界初のサービスとして、住宅ローンの返済が困難になった購入者を対象とするローン返済支援サービス「お住いレス9(キュー)」(月最大5万円、最長9ヵ月)を開始し、経済的な不安が高まる中で住宅購入に安心感を持って住まいを選んでもらえる措置を開始している。(HC)

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