【株式市場】米NASD最高値などで日経平均は高いがアンジェス急落しマザーズ指数など安い

株式

◆日経平均は2万2266円23銭(144円50銭高)、TOPIXは1550.40ポイント(11.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億842万株

 7月2日(木)前場の東京株式市場は、米S&P500、NASDAQ総合指数がともに3日続伸し、NASDAQ総合は最高値を更新したことなどを受け、日経平均は61円高で始まった。日本航空<9201>(東1)が国内線の10月全便再開との報道を受けて時間とともに上げ幅を広げ、中盤以降は対ユーロでの円安を受けカシオ<6952>(東1)リコー<7752>(東1)が一段高。日経平均は前引けにかけて145円78銭高(2万2267円51銭)まで上げた。

 一方、東証マザーズ指数はアンジェス<4563>(JQS)の下げが一時11%を超えた影響などで安く、日経JASDAQ平均も安い。

 ガンホー<3765>(東1)が四半期ベースでみた業績底打ち感と大手証券による投資判断引き上げを受け急伸。エスプール<2471>(東1)富士製薬<4554>(東1)は業績予想の増額が好感されて活況高。Abalance<3856>(東2)は光触媒新事業への期待再燃とされ再び高値。セルソース<4880>(東マ)は信用取引規制後も底堅いとされ再び急伸。ネクスG<6634>(JQS)クシム<2345>(東2)との提携強化や7月14日の四半期決算発表への期待などが言われて再び一段高。

 東証1部の出来高概算は6億842万株、売買代金は1兆27億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1047銘柄、値下がり銘柄数は1051銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、空運、海運、輸送用機器、保険、陸運、銀行、不動産、建設、鉱業、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る