医学生物学研究所は「コンパニオン診断薬」の保険適用が注目され急伸

■ノバルティスファーマの脊髄性筋萎縮症薬の適応判定に使用

 医学生物学研究所<4557>(JQS)は8月4日、取引開始後に9%高の3165円(262円高)まで上げ、10時40分を過ぎても3100円前後で推移。急激な出直りとなっている。

 3日、ノバルティスファーマ社が製造販売承認を取得した脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療用製品「ゾルゲンスマ点滴静注」の適応判定に有用なコンパニオン診断薬「MEBCDX AAV9 テスト」が8月1付で保険適用になったと発表し、注目された。

 発表によると、「コンパニオン診断薬」とは、ある医薬品等が効果を示す患者を特定したり、副作用のリスクの大きい患者を特定したり、適正な投与量を判断するために用いられる体外診断用医薬品。(HC)

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