アストロスケール、英国子会社がIsar Aerospaceと打上げ契約、ELSA-M始動へ

■2028年4月期打上げ予定、欧州の宇宙アクセス拡大と域内技術確立に沿う契約

 アストロスケールホールディングス<186A>(東証グロース)は3月13日8時、英国連結子会社Astroscale Ltdが、軌道上で役目を終えた複数の人工衛星を除去する「ELSA-M」ミッションについて、欧州の宇宙企業Isar Aerospaceとの打上げ契約を締結したと発表した。契約は2026年3月12日(英国時間)に合意・締結され、打上げは2028年4月期を予定している。

 ELSA-Mは、捕獲や除去を可能にするインターフェイスを搭載した衛星を対象に、運用終了時の除去を行う世界初のEOLサービス実証ミッションである。欧州宇宙機関(ESA)とEutelsatのパートナーシップによるSunriseプログラムを通じて英国宇宙庁(UKSA)の支援を受け、ASUKが過半を拠出し、残りをESAおよびEutelsatを通じた英国宇宙庁が共同出資する構成となっている。

打 上げに用いる「Spectrum」ロケットは、最大1000kgを低軌道へ投入できる機体で、設計から製造、試験、打上げまでを社内で一貫して担う垂直統合モデルが特徴である。欧州域内の宇宙アクセス拡大や独自技術確立の方針にも合致する案件であり、なお同件は2026年4月期通期の連結業績予想に織り込み済みで、業績への影響はなく、ELSA-Mフェーズ4の契約総額13.95百万ユーロ(約25.6億円)にも変更はない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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