巴工業は次第に強含む、4月末を基準日とする株式3分割が接近、10月期末配当を増配

■4月末基準の買付期限(権利付き最終日)は4月25日

 巴工業<6309>(東証プライム)は4月18日、次第に強含む相場となり、午前10時半にかけて4230円(85円高)まで上げて出直りを強めている。遠心分離機の世界的大手で、4月30日を基準日として株式3分割を行うと発表済み。4月末基準の分割や配当などを確保するための買付期限(権利付き最終日)は、今年は4月25日のため、これを意識した買いが増えているようだ。ヤマタネ<9305>(東証プライム)が17日に株式分割を発表して活況高となっているため、分割銘柄への注目が再燃する様子がある。

 この株式分割にともない、2025年10月期の期末配当予想を1株当たり25円の予定に見直した。株式分割前に換算した1株当たりの期末配当予想は75円となり、前回予想の73円に比べて2円の増配となる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る