【株式市場】急激な円高のため指数先物が重く日経平均は前引けにかけて一時187円安

株式

◆日経平均は2万3454円85銭(184円61銭安)、TOPIXは1618.19ポイント(19.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく4億780万株

 10月22日(木)前場の東京株式市場は、1ドル104円台への急激な円高とNY株安を受け、株価指数の先物が先行安し、日経平均は取引開始後に179円安の2万3459円まで下げた。TDK<6762>(東1)ファナック<6954>(東1)などは堅調でファーストリテ<9983>(東1)も高いが、日経平均は前引け間際に187円22銭安(2万3452円24銭)をつけた。

 島忠<8184>(東1)へのTOBに意欲的とされるニトリHD<9843>(東1)が次第安となり、
島忠は続伸。NOK<7240>(東1)やシステム・ロケーション<2480>(JQS)が業績予想の増額など好感されて急伸。川崎近海汽船<9179>(東2)は首相のインドネシアなど歴訪による経済活発化などが期待され大きく出直り、ランシステム<3326>(JQS)はJR東日本<9020>(東1)の終電繰り上げによりネットカフェ利用増への期待とされストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なく4億780万株、売買代金は8347億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は349銘柄、値下がり銘柄数は1749銘柄。

 また、東証33業種別指数は非鉄金属、ゴム製品の2業種の値上がりにとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る