【株式市場】前場の日経平均は302円高、米景気関連株が牽引し銀行株も高い

◆日経平均は3万2529円72銭(302円75銭高)、TOPIXは2321.22ポイント(17.81ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億8796万株

 8月30日(水)前場の東京株式市場は、米金利低下、NYダウ292ドル高などを受けて自動車、電気精密、半導体、機械、大手商社株などがが上げ、任天堂<7974>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)は中盤から一段と強含んで次第高となった。銀行株も高く、みずほFG<8411>(東証プライム)は次第高。日経平均は205円高で始まり、前引けにかけて330円48銭高(3万2557円45銭)まで上げて3日続伸基調となった。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東証プライム)が国産ホタテ加工会社の子会社化を好感されて活況高となり、芝浦メカトロニクス<6590>(東証プライム)は東芝<6502>(東証プライム)などによる売出価格の決定を受けて買い安心感とされ再び一段高。デサント<8114>(東証プライム)はゴルフウェア新製品など好感され出直り急。ビジョナリーホールディングス<9263>(東証スタンダード)は遅れていた4月決算発表が好感されて急伸。イメージ情報開発<3803>(東証グロース)は会員向けサービス拡充など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8796万株、売買代金は1兆4770億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1119銘柄、値下がり銘柄数は632銘柄。

 東証33業種別指数は28業種が値上がりし、精密機器、機械、電気機器、銀行、証券商品先物、その他金融、輸送用機器、その他製品、化学、保険、非鉄金属、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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