HOYAは四半期決算と自社株買いなど好感され上場来の高値に進む

■自社株買いの株式は株主還元を目的に消却を予定

 HOYA<7741>(東1)は10月28日、上値を追って始まり、取引開始後に7%高の1万2880円(885円高)まで上げ、株式分割など調整後の上場来高値に進んだ。27日の取引終了後に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表。好感されている。

 第2四半期の税引前利益(2020年4~9月累計、IFRS)は前年同期比11.2%減の721.35億円となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同11.1%減の577.30億円。減益率が予想より小さかったようだ。

 また、自社株買いは、普通株式400万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.07%)、取得総額400億円を上限とし、実施期間は2020年10月28日から21年1月20日。取得する自己株式は株主還元を目的に消却を予定するとした。(HC)

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