トヨタ自動車の切り返し強い、「中国すべてEV・HVに」と伝えられ注目強まる

■「2035年をめどに新車販売のすべてを環境対応車に」と

 トヨタ自動車<7203>(東1)は10月28日、取引開始直後の6845円(116円安)を下値に切り返し、9時50分過ぎには6894円(67円安)まで持ち直して底堅い相場となっている。

 NYダウが直近2日間で870ドル安となったため上値は重いが、「中国政府は2035年をめどに新車販売のすべてを環境対応車にする方向で検討」し、「50%を電気自動車(EV)を柱とする新エネルギー車とし、残りの50%(中略)はすべてハイブリッド車(HV)にする」(日本経済新聞10月28日付朝刊)と伝えられ、注目されている。

 「トヨタ自動車は9月の北京国際自動車ショーで、中国のHV累計販売台数が100万台を超えたと発表した」(同)という。(HC)

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