KADOKAWAは未定だった通期業績予想の開示など好感され一時値上がり率トップ

■第2四半期累計の営業利益は23%増加、3月通期は25%増を見込む

KADOKAWA<9468>(東1)は10月30日、一段高となり、9時30分にかけて一時ストップ高の3400円(503円高)は17%高まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出る場面があった。

 29日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2020年4~9月、累計)と未定だった今3月期の通期連結業績予想を発表し、好感されている。

 第2四半期累計の営業利益は前年同期比22.8%増の78.47億円となり、今回開示した3月通期の予想営業利益は110億円(前期比25.2%増)。通期の親会社株主に帰属する当期純利益は73億円(同9.9%減)、予想1株利益は118円52銭。(HC)

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