揚羽は後場もストップ高続く、上場後初の株主総会通知で高業績をあらためて評価

■今9月期は営業利益41.8%増など見込む

 揚羽<9330>(東証グロース)12月1日、いきなり動意を強める相場となり、午前10時過ぎにストップ高の1121円(150円高、15%高)まで上げ、後場も13時にかけて買い気配のままストップ高に張りついている。

 企業のコーポレートブランディング支援などを行い、2023年9月に新規上場。12月1日午前、「第23期定時株主総会招集ご通知」を同社ホームページにアップし、上場後初の株主総会通知とあって注目が集まったようだ。添付の事業報告で、前9月期の業績について「売上高は前期比24.2%増)」「コーポレート支援領域は前期比48.5%増)」などとしたため、改めて事業展開に注目が集まったと見られている。

 上場後初の決算発表となった2023年9月期の決算(非連結)は11月14日に発表し、売上高は前期比24.2%増、営業利益は同0.6%増、当期純利益は同5.8%減だった。今期の予想は営業利益を41.8%増の1億61百万円、純利益は33.0%増の1億円とするなど大幅増益の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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