長谷川香料の前9月期は営業利益15%増加、新型コロナの影響あったが純利益は24%増加

■今期は上期いっぱいコロナの影響続くと仮定し営業利益4%減を想定

長谷川香料<4958>(東1)が11月6日の取引終了後に発表した2020年9月期の連結決算は、新型コロナウイルス感染症による影響はあったものの、売上高は米国・中国の子会社の堅調推移などにより前期比0.6%減にとどまり501.92億円となった。

 営業利益は、売上原価率の改善や販売費・一般管理費の減少により同14.5%増の53.56億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は米国子会社に係るのれん代などの減損損失がなくなったこともあり、同23.5%増の50.90億円となった。
 食品部門の売上高は同0.3%増加し431.59億円だった。単体ベースでの売り上げは減少したものの、米国子会社及び中国子会社の売り上げが増加し、全体を補う形になった。一方、フレグランス部門の売上高は同5.9%減の70.32億円だった。単体、中国子会社及びインドネシア子会社とも売り上げが減少した。

 今期・21年9月期の見通しは、新型コロナウイルスの影響が第2四半期までは継続すると仮定し、引き続き生産性の向上や業務全般の効率化によるコスト削減に努めるほか、「技術立社」の社是のもと、研究・技術開発力の一層の向上により、特長のある差別化された製品開発などを推進する。

 連結業績予想は、売上高が521.0億円(前連結会計年度比3.8%増)、営業利益は51.6億円(同3.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は47.3億円(同7.1%減)、1株利益114円04銭を予定する。(HC)

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