カーリットホールディングスの17年3月期は増収増益、8.1%営業増益で着地

■今期業績も増収増配を見込む

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は15日、17年3月期連結業績を発表し、売上高が前期比3.0%増の477億67百万円、営業利益が同8.1%増の13億51百万円、経常利益が同8.2%増の14億39百万円、純利益が同1.5%増の7億65百万円だった。

 セグメント別に見ると、化学品は売上高が前期比4.9%増の205億79百万円、営業利益が同17.1%増の7億74百万円だった。化薬分野の産業用爆薬は土木向け含水爆薬および硝安油剤爆薬が堅調に推移し、増販となった。自動車用緊急保安炎筒は、新車装着向けは増販となり、自動車用は全体としては微増だった。化成品分野は、ロケット固体推進薬の原料である過塩素酸アンモニウムは横ばい、除草剤は増販となった。電子材料分野は、機能性高分子コンデンサ向けピロール関連製品、チオフェン系材料、イオン導電材料、トナー用電荷調整剤は増販となった。組織再編に伴い同事業部門に移動した研削材は、国内主要砥石メーカーの堅調な生産により増販となった。また、平16年2月連結子会社化した三協実業も寄与した。

 ボトリングは売上高が同1.1%減の175億88百万円、営業利益が同9.0%減の3億77百万円だった。主力の茶系飲料はペットボトルラインの設備増強による製造停止期間が発生し減販となった。また炭酸飲料は販売が好調だったことで大幅な増販となったものの、缶製品は微減となった。

 産業用部材は売上高が同4.5%増の79億80百万円、営業利益が同2.7倍の2億17百万円だった。金属加工品は、アンカーが減販となったが、リテーナやろ布などが増販だった。15年10月アジア技研から譲り受けたスタッド事業も寄与している。

 18年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.8%増の510億円、営業利益が同11.0%増の15億円、経常利益が同7.7%増の15億50百万円、純利益が同11.1%増の8億50百万円としている。

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