【株式市場】バイデン氏による中国輸出規制緩和など期待され日経平均は一時517円高まで大幅高

株式

◆日経平均は2万4799円22銭(473円99銭高)、TOPIXは1678.68ポイント(20.19ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億6522万株

 11月9日(月)前場の東京株式市場は、米大統領選でのバイデン氏勝利を受け、ダウ平均の先物などが24時間取引で上げ、日経平均も243円高で始まったあと一段高となった。中国に対する輸出規制の緩和や米国の対コロナ経済対策などに期待が広がり、北米での稼ぎが多いホンダ<7267>(東1)キッコーマン<2801>(東1)などが時間とともに上げ幅拡大。日経平均も11時過ぎに517円36銭高(2万4842円59銭)まで大幅高となった。

 業績予想を増額したアシックス<7936>(東1)がストップ高。インテリジェントW<4847>(東1)
今期営業11%増益予想などが好感され活況高。ヒラノテクシード<6245>(東2)は7~9月の営業利益が4~6月の倍となったことなどが言われて急伸。エヌ・ピー・シー<6255>(東マ)は太陽光発電パネル全自動解体システムなどが材料視されストップ高。No.1<3562>(JQS)は「非接触3D受付システム」などが注目され急伸。

 東証1部の出来高概算は5億6522万株、売買代金は増加し1兆2081億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1168銘柄、値下がり銘柄数は916銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、精密機器、海運、輸送用機器、非鉄金属、情報/通信、サービス、金属製品、電気機器、倉庫/運輸、などが高い。(HC)

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