フマキラーは新型コロナのウイルス不活化確認の5品目が注目され出直り強める

■札幌での新型コロナ感染拡大を受け後場一段と強含む

 フマキラー<4998>(東2)は11月9日の後場、一段と強含み、13時にかけて5%高の1633円(74円高)まで上げ、出直りを強めている。

 同社の除菌剤5品に含まれる成分に新型コロナのウイルス不活化作用があることを外部研究機関(広島大学)で確認したと同社ホームページで開示しており、「札幌市の感染者、全国で突出、10万人当たりで東京23区の2倍以上」(毎日新聞ニュース2020年11月7日夜より)などと伝えられ、注目再燃の様子となっている。

 ウイルス不活化作用が確認されたと開示している製品は、A;台所用アルコール除菌剤、B:住宅用ウイルス対策剤アルコール処方、C:住宅用ウイルス対策剤ノンアルコール処方、D:住宅用アルコール除菌洗浄剤、E:住宅用アルコール除菌ウェットティシュ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る