【株式市場】好業績株など強く日経平均は前場115円高まで上げ後場も堅調

株式

◆日経平均は2万1182円58銭(65円36銭高)、TOPIXは1547.00ポイント(5.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で8億5168万株

チャート13

 5月27日(月)後場の東京株式市場は61円高で始まり、前引けの64円高から特段大きな動きは見られず、その後も60円高から70円高のあたりで一進一退を続けた。一部には、トランプ大統領のツイッター発言に神経をとがらせる様子はあったが、ソニー<6758>(東1)村田製作所<6981>(東1)などがジリ高基調を継続。日経平均も底堅かった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 後場は、幸楽苑ホールディングス<7554>(東1)が前3月期の黒字化と今期の黒字拡大見通しなどへの評価が再燃とされて一段高。ムーンバット<8115>(東2)は全国的な夏日多発を受けて日傘が注目され高値を更新したまま大商い。ビープラッツ<4381>(東マ)は「サブスク」で光通信と新会社との発表が注目されストップ高。応用技術<4356>(JQS)は業績上振れ傾向が注目されて再び高値を更新。

 東証1部の出来高概算は少な目で8億1568万株(前引けは4億7323万株)、売買代金は1兆3179億円(同7426億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1263(前引けは1267)銘柄、値下がり銘柄数は767(同759)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は23業種(前引けは26業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、電力・ガス、石油・石炭、その他金融、医薬品、空運、情報・通信、などが高い。(HC)

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