ナルミヤ・インターの月次売上高(11月)はEコマースが46.7%増加、株価は次第高

■既存店、全店は2ヵ月ぶり減だが第3四半期累計は増加

ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)が12月2日15時に発表した11月の月次動向「月次売上概況2021年2月期11月度」は、チャネル別でEコマース(ネット販売)経由の売上高が同146.7%(46.7%増加)となり、引き続き大幅な拡大を示した。

 3日の株価は次第高となり、午前10時過ぎに752円(13円高)まで上げている。

 11月の既存店、全店の売上高は、ともに前年同月比で2ヵ月ぶりに100%を下回り、既存店の売上高は94.2%となり、全店売上高は93.8%だった。「夏日」が統計開始以来、最も遅く訪れるなど、季節外れの暖かさがあり、冬物衣料が低調に推移した。また、新型コロナが再拡大の傾向を強め、外出を控える動きが広がった影響もあった。

 ただ、第3四半期までの累計では、既存店が同100.9%(9%増加)、全店も同101.4%(1.4%増加)となり増勢を継続した。(HC)

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