【株式市場】半導体株など再び強くなり日経平均は後場次第に戻しTOPIXは4日続伸

株式

◆日経平均は2万6751円24銭(58円13銭安)、TOPIXは1775.94ポイント(0.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4790万株

 12月4日(金)後場の東京株式市場は、米半導体株が夜間取引で高いとされ、前引けは安かった信越化学<4063>(東1)が次第に堅調転換し、キヤノン<7751>(東1)は一段ジリ高。日本製鉄<5401>(東1)も一段ジリ高。日経平均は徐々に回復し、大引けは前日比反落だが前場安値から100円戻した。TOPIXは小高くなり4日続伸。

 後場は、沢藤電機<6901>(東1)が一段高の場面を見せて活況高となり、燃料電池関連技術を持つとされて政府の脱炭素・環境車化関連株人気に乗り、黒田精工<7726>(東2)は車載モーターに関連とされた騰勢を一段と強めてストップ高。大泉製作所<6618>(東マ)は電気自動車用温度センサーなどが注目され前場の高値圏で推移。小田原エンジ<6149>(JQS)はモーター用自動巻き線機が注目材料とされ一段高。

 東証1部の出来高概算は11億4790万株(前引けは5億6972万株)、売買代金は2兆3367億円(同1兆1460億円)。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は969(前引けは680)銘柄、値下がり銘柄数は1116(同1413)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、繊維製品、海運、食料品、輸送用機器、精密機器、その他製品、その他金融、非鉄金属、などとなった。(HC)

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