日本航空は後場一段軟調、中国の大型連休、東京行きの便はほぼ満席とされたがANAの株価もさえない

■百貨店株は総じて堅調だが朝方の値段を抜けずに一進一退続く

 日本航空<9201>(東証プライム)は9月29日の後場、次第に軟調な相場となり、13時50分を過ぎて本日現在安の2893.5円(39.0円安)をつけて続落模様となっている。「中国は29日から大型連休、東京行きの便はほぼ満席、処理水放出の影響…あまり見られず」(FNNプライムオンライン9月28日)と伝えられ、期待が強まる様子もあったが、株価は今ひとつの反応にとどまっている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も後場一段軟調となっている。

 また、インバウンド関連株とされる百貨店株は総じて堅調だが、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東証プライム)、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東証プライム)などは朝方の高値を抜けず一進一退。中国では不動産の値下がりなどが言われており、財布のヒモが固くなっているとの予想も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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