JPホールディングスグループは「だしで味わう和食の日」に参加

■4年連続の参加、全国200を超える和食メニューを提供

 子育て支援事業最大手のJPホールディングス<2749>(東1)グループは、和食文化の保護・継承の大切さを考える取り組みとして行われている「だしで味わう和食の日」に参加し、同社グループが運営する全国200以上の保育園で和食メニューを提供した。この取り組みは2015年から始まったもので、同社グループは2017年度から参加し、今年で4年連続の実施となった。

 日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える日として、11月24日の「いいにほんしょくの日」に合わせ、一般社団法人和食文化国民会議では「だしで味わう和食の日」という取り組みを行っている。同社グループはこの取り組みに賛同し、全国200を超える園の給食とおやつで和食メニューを提供した。

2020年度「和食の日」メニュー(昼食・おやつ)
・昼食:さばの竜田揚げ・高野豆腐入り切り干し大根煮・白菜とわかめの和風サラダ・ごはん・お麩のみそ汁
・おやつ:二色ぷるぷるもち・牛乳

■「いいにほんしょくの日」に合わせて、和食を学ぶ食育活動を実施

 同社グループ運営園の一つであるアスク和田町保育園では、和食の日に合わせ、約1カ月間に亘って、和食に特化した以下の5つの食育活動を行った。

・和食でよく使われる醤油や味噌、豆腐が大豆からできていることを学ぶ
・学んだ知識を活かし、給食メニューの中から和食の食材を探す
・昆布や煮干し、かつお、しいたけなどから取った「だし」の試飲による「うま味」体験
・手作りのおもちゃを使用して箸の使い方を練習(3歳児以上のクラスで実施)
・食事のマナーを確認できるぬりえを配布

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 今回の食育活動を企画・担当した栄養士は、「食育活動を通じて、こどもたちの食への興味や関心が芽生えたらとても嬉しい。今回配布したぬりえを使用して食事のルールを確認するなど、ご家庭とも連携しやすい環境づくり行っていきたい。」と話していた。

 同社グループでは他の運営園でも、「いいにほんしょくの日」に合わせ、和食食材の紹介や調味料の説明などを実施。今後も様々な食育活動を通じて、食べることの楽しさや食文化を学ぶ機会をこどもたちに提供していくとしている。

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