第一三共は欧州での新薬承認ほぼ確定など材料視され時間とともに上げ幅拡大

■2日間で3本のプレスリリースを発表し注目集まる

第一三共<4568>(東1)は12月15日、時間とともに上げ幅を広げ、10時40分を過ぎて3462.0円(113円高)まで上げて出直りを強めている。

 12月14日から15日午前中に計3本のプレスリリースを発表。「トラスツズマブ デルクステカン(DS-8201)に関する欧州医薬品庁医薬品委員会による承認勧告のお知らせ」(14日)については、欧州での新薬承認がほぼ確定したと受け止められて注目された。

 15日付では、「DS-1062のActionable遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者を対象とした第2相臨床試験の開始について」「DS-1062のActionable遺伝子変異の無い非小細胞肺がん患者を対象とした第3相臨床試験の開始について」を発表し、新薬の開発進展が注目されている。(HC)

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