アルテックが後場急伸、「生体液反応を再現するQCM-D水酸アパタイトセンサ」に注目集中

■長岡技術科学大学が開発しアルテックが製品化し販売へ

 アルテック<9972>(東1)は2月24日の後場、急伸し、13時にかけて一時ストップ高の370円(80円高)まで上げ、2018年19月以来の370円台に進んだ。

 正午頃、「生体液反応を再現するQCM-D水酸アパタイトセンサの販売開始~再生医療や新規バイオマテリアル開発を活性化~」と発表し、注目集中となった。

 発表によると、再生医療、歯科、整形外科などの水酸アパタイトの研究において、例えば、骨疾患の治癒も実現する骨補填剤として水酸アパタイト粒子が実用されているが、その表面反応については解明されていない。このような背景を受け、国立大学法人、長岡技術科学大学は、生体に最も類似した水酸アパタイトナノ粒子を新規合成し、繰り返し使用が可能な「QCM-D水酸アパタイトセンサ」を開発した。アルテックが製品化し販売を開始する。(HC)

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