【株式市場】銀行株や円安メリット銘柄など高く日経平均は10日続伸

◆日経平均の終値は2万551円46銭(78円88銭高)、TOPIXは1672.76ポイント(11.43ポイント高)、出来高概算(東証1部)は31億1908万株

チャート11 28日後場の東京株式市場は、円相場が7年11ヵ月ぶりの1ドル124円台で一段と円安基調になる場面があり、日経平均は13時前に一時182円75銭高(2万655円33銭)まで上げ、その後は上げ一服となったが10日続伸となり、2000年以来の高値を4日連続で更新した。

 富士重工業<7270>(東1)村田製作所<6981>(東1)は前場に高値を更新して後場は売買交錯となったが、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などは後場前半に高値をつけ、循環物色の動きがあった。ヒューマンウェブ<3224>(東1)は株主優待の導入が好感されて急伸し、Aiming<3911>(東マ)は米投資ファンドの買い増しが引き続き思惑視されて急伸した。

 東証1部の出来高概算は31億1908万株(前引けは17億1129万株)、売買代金は3兆2639億円(同1兆6755億円)。1部上場1884銘柄のうち、値上がり銘柄数は901(同1012)銘柄、値下がり銘柄数は841(同721)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は17業種(前引けは22業種)となり、値上がり率上位の業種は、銀行、保険、ゴム製品、輸送用機器、その他金融、電力・ガス、証券・商品先物、医薬品、電気機器、などとなった。

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