フィードフォースは戻り試す、21年5月期大幅増収増益予想で2Q累計順調

株式市場 銘柄

 フィードフォース<7068>(東マ)は企業のデジタルマーケティング支援を展開している。21年5月期大幅増収増益予想である。12月28日発表した第2四半期累計連結業績はM&Aも寄与して大幅増収増益と順調だった。通期ベースでも収益拡大基調を期待したい。株価は第2四半期累計業績に反応薄で上値を切り下げる形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■企業のデジタルマーケティング支援を展開

 データフィード(インターネット上で、送信元の広告主等から商品データなどの更新を、受信先である広告媒体等へ定期的に送信する仕組み)を活用して、企業のデジタルマーケティングを支援する事業を展開している。20年9月には運用型広告を中心としたマーケティング支援事業を展開する連結子会社のアナグラムを完全子会社化した。

 事業区分は、データフィード構築や広告配信受託などデータフィードマネジメントのアウトソーシングサービスを提供するプロフェッショナルサービス(PS)事業、データフィード統合管理ツールや自動広告出稿ツールを提供するSaaS事業、および事業者のデジタル活用支援やEコマース支援のDX事業(20年10月子会社リワイアを設立して開始)としている。

■21年5月期大幅増収増益予想で2Q累計順調

 21年5月期連結業績予想は、売上高が20年5月期比55.7%増の23億76百万円、EBITDAが67.4%増の8億16百万円、営業利益が55.0%増の6億44百万円、経常利益が69.0%増の6億27百万円、純利益が2.2倍の3億58百万円としている。M&A効果(アナグラムを20年1月連結子会社化、20年9月完全子会社化)も寄与して大幅増収増益予想である。

 第2四半期累計は売上高が11億45百万円、EBITDAが3億99百万円、営業利益が3億15百万円だった。20年5月期第3四半期から連結決算に移行しているため、前年同期の非連結業績(売上高4億44百万円、営業利益77百万円)と比較すると大幅増収増益だった。PS事業が新型コロナウイルスに伴う一部業界の広告出稿減少の影響を受けたが、アナグラムの新規案件獲得などで概ね順調だった。SaaS事業は好調に推移した。

 第2四半期累計の進捗率は売上高が48.2%、EBITDAが48.9%、営業利益が48.9%と概ね順調である。通期ベースでも収益拡大基調を期待したい。

■株価は戻り試す

 株価(20年12月1日付で株式4分割)は、第2四半期累計業績に反応薄で上値を切り下げる形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。12月29日の終値は1148円、時価総額は約297億円である。

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