岩崎電気は「紫外線清浄機」など想定を上回り業績予想を増額し急伸

■3月通期の営業利益は従来予想を67%引き上げる

 岩崎電気<6924>(東1)は2月2日、飛び出すように大きく出直り、9時50分にかけて9%高の1520円(123円高)まで上げて2020年9月以来の1500円台に進んだ。

 1日の15時、2021年3月期・第3四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表。連結営業利益は、4~12月累計が前年同期比9.6%減の14.63億円と健闘した印象になり、3月通期の予想は従来の12億円を20億円の見通しへと約67%引き上げた。

 空気循環式紫外線清浄機が想定を上回る見通しとなった上、利益面においては、比較的収益性の高い商品が増加していること、商品訴求の場である展示会の中止や延期などにより販売費用が削減されたこと、業務効率の改善や経費節減に取り組んだことなどを挙げた。(HC)

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