不二精機が急伸、ワクチン注射器のせいで接種6回から5回に減と伝わり一時ストップ高

■注射器特需への期待などで1月にかけ急伸したため思惑再燃

不二精機<6400>(JQS)は2月10日、急伸商状となり、9時20分にかけて一時ストップ高の1024円(150円高)まで上げ、急激な出直りとなっている。

 精密金型で医療機器向けも手掛け、新型コロナワクチンの使い捨て注射器に関連する特需への期待などが思惑材料視され、昨年12月から今年1月にかけて急騰したばかり。直近は、新型コロナワクチンの接種を巡り、「ファイザー製、2400万回分目減りの恐れ、1瓶6回から5回に、注射器の問題で」(日本経済新聞2月10日付朝刊)と伝えられ、再び思惑が集中したとの見方が出ている。

 全体相場が上げ一服模様のため、こうした思惑材料株が注目されやすい局面だとして注目する様子がある。(HC)

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