日東精工がストップ高、世界初の医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料に注目集中

■骨折治療などで「生体内で溶解吸収される期間を制御」

 日東精工<5957>(東1)は2月19日、買い気配のまま取引開始後にストップ高の567円(80円高)に達し、10時20分にかけてまだ売買が成立していない。

 18日の16時、「世界初の特許出願技術・『医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料』の開発」を発表し、注目集中となった。

 発表によると、生体内で溶解吸収される期間を制御できる純マグネシウム素材を開発し、特定のインプラント部品等に用いることが技術的に確立できた。純マグネシウムを用いてこのような溶解期間を制御できる材料の開発は、世界初になるという。

 骨折した骨が修復を開始するまでの数週間はほとんど溶解せず、数週間後から緩やかに溶解する「初期溶解抑制」を可能としており、このたび世界初の開発として特許出願した。(HC)

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