川崎重工は約2年ぶりの高値、船舶運航管理支援システムの協会認証に注目集まる

■2019年4月以来の2700円台に進む

 川崎重工業<7012>(東1)は3月12日、続伸基調となって上値を追い、10時40分過ぎに6%高の2726円(144円高)まで上げ、2019年4月以来の2700円台に進んでいる。

 業績回復傾向が目立つとされる上、11日、業界初の機能を盛り込んだ同社の船舶運航管理支援システム「SOPass」が、革新技術を対象とした(財)日本海事協会の新たな認証サービスの認証を取得したと発表。材料視された。

 同システムは、2017年7月の初受注から2021年1月現在までに、LNG船を中心に17隻分を受注しているという。(HC)

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