マルマエの月末の受注残高は34%増加、半導体分野の市場環境は過去最高水準

■FPD分野では受注再開に加えシェア拡大の効果も出始める

マルマエ<6264>(東1)が3月19日の15時に発表した2021年2月末の受注残高は、半導体分野・FPD分野とも2ケタの伸び率を示し、その他分野と合わせた対前年同月増減率は34.0%増の10.77億円となった。

 半導体分野は、検収が高水準で推移するなか、受注も好調であったことから、対前月比の増減率は0.1%増、対前年同月の増減率は36.4%増の6.97億円となった。FPD分野は、先月に続き受注は高水準を維持した半面、出荷検収が若干落ち込んだことから対前月比は43.8%増、対前年同月比は14.3%増の3.24億円となった。

 今後の見通しとして、半導体分野については、市場環境は過去最高水準にあり、当社の受注についても多少の山谷はありながらも好調に推移する見通しとした。また、FPD分野では、市場環境が急回復傾向にあり、当社においても受注の再開に加えシェア拡大の効果も出始めており、しばらくは好調な受注が予想される、とした。(HC)

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