三井金属は業績・配当予想の増額修正が好感され大きく出直る

■今3月期末配当は従来予想比10円増の80円に

三井金属<5706>(東1)は3月25日、大きく出直って始まり、取引開始後は3775円(165円高)まで上げて反発幅を広げている。24日の15時に2021年3月期の連結業績・配当予想の増額修正を発表し、注目が再燃した。

 金属価格が想定を上回って推移していること、それにともなう在庫要因の好転、貴金属価格の上昇による触媒事業の好転、極薄銅箔マイクロシンおよび電解銅箔の販売量増加などを要因に、今3月期の連結営業利益の予想は従来予想を22.1%上回る470億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく73.9%上回る400億円の見込みとした。(HC)

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