イメージワンが後場一段高、原発処理水清浄化等への取り組みに注目集まる

■記者会見を4月23日に開くと発表、トリチウム分離実証試験を推進

 イメージ ワン<2667>(JQS)は4月13日の後場、一段高で始まり、取引開始後に一時ストップ高の750円(100円高)まで上げた。原発処理水に関して、「ALPS処理水に含まれるトリチウムの分離技術」の共同実証試験結果を9日付で発表し、13日は、これらに関する記者会見を4月23日に開くと発表。政府が2年後をメドに海洋放出を決めたと伝えられたことを受けて材料視する動きが強まったとみられている。

 発表によると、同社は、東京電力が導入している多核種除去設備「ALPS」処理水の減容化と清浄化などに関する有望技術を擁する創イノベーション株式会社(東京都千代田区)と共同で、トリチウム分離技術の検証のための実証データを得ることを目的とした共同実証試験(1次試験及び2次試験)に取り組んでいる。(HC)

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