日本調剤は業績予想の増額など好感され逆行高、大きく出直る

■来局患者数が回復し新規収載品の販売が引き続き好調

 日本調剤<3341>(東1)は4月20日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の1815円(89円高)まで上げ、TOPIX(東証株価指数)の30ポイント安や日経平均の400円安に逆行高となっている。19日の16時前、2021年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目し直された。

 21年3月期の予想連結経常利益は、20年10月に発表した従来予想を32.7%上回る84億円の見込み(前期比13.4%増)とするなど、全体に大幅に増額修正した。

 来局患者数の回復が想定を上回ったこと、医薬品製造販売事業における20年6月、および12月の新規収載品の販売が引き続き好調であったこと、グループ全社を上げた継続的なコスト削減、などが寄与した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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