【銘柄診断】KHCは21年3月期減収減益だが上振れ着地、22年3月期増収増益予想

銘柄診断

 KHC<1451>(東2)は兵庫県を地盤として注文住宅建築請負などの住宅関連事業を展開している。5月7日に発表した21年3月期連結業績は新型コロナウイルスの影響で減収減益だったが、従来予想に対して上振れて着地した。そして22年3月期は増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価はボックス展開の形だがレンジ上限に接近している。増収増益予想を好感してボックス上放れを期待したい。

■兵庫県を地盤として住宅関連事業を展開

 兵庫県を地盤として住宅関連事業を展開する持株会社である。連結子会社5社において、1次取得層向け注文住宅建築請負、分譲用土地販売、分譲用建物(建売住宅)を展開している。なお親会社は日本アジアグループ<3751>である。

■22年3月期増収増益予想

 21年3月期連結業績は、売上高が20年3月期比1.5%減の116億32百万円、営業利益が22.2%減の5億21百万円、経常利益が21.1%減の4億92百万円、親会社株主帰属当期純利益が23.7%減の3億18百万円だった。

 新型コロナウイルスの影響で営業活動が制約を受け、着工遅延も発生して減収減益だった。ただし売上高、利益とも従来予想に対して上振れて着地した。保守的な計画としていたが、受注環境が徐々に改善した。なお完成引渡は住宅請負が53棟減少の271棟、分譲用土地が13区画増加の263区画、分譲用建物が21棟増加の63棟だった。

 22年3月期連結業績予想は売上高が21年3月期比2.6%増の119億31百万円、営業利益が15.1%増の6億円、経常利益が9.6%増の5億39百万円、親会社株主帰属当期純利益が10.0%増の3億50百万円としている。

 新型コロナウイルスの影響で当面は厳しい状況だが、注文住宅の豊富な受注残の早期着工、および新規受注に注力するとしている。売上高の計画は住宅請負が8.9%増収、分譲用土地が0.8%減収、分譲用建物が25.7%減収、その他が29.2%増収としている。収益拡大を期待したい。

■株価はボックス上放れ期待

 株価はボックス展開の形だがレンジ上限に接近している。22年3月期増収増益予想を好感してボックス上放れを期待したい。5月7日の終値は631円、時価総額は約25億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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