ゼリア新薬は今期業績予想と自社株買いなど好感され出直りを強める

■80万株・取得総額18億円を上限に17日から実施

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は5月12日、反発基調で始まり、取引開始後は2018円(18円高)をつけて出直りを強めている。11日の16時に2021年3月期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、改めて好感されている。

 自社株買いは、普通株式80万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.75%)、取得総額18億円を上限に、2021年5月17日から同年11月4日まで実施する。

 21年3月期の連結営業利益は前期比15.9%減の34.42億円だったが、今期・22年3月期は48億円を想定する(今期酒首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため当該会計基準等を適用した後の金額)。単純比較では39.5%増益の業績予想を開示した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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