ヨネックスは10日ぶりに高い、大幅上ぶれ決算と75周年記念配当など好感される

■前3月期の営業利益10億円、今期は22億円を見込む

 ヨネックス<7906>(東2)は5月14日、565円(6円高)まで上げた後も強い相場を続け、昨日までの9日続落から急反発となっている。13日の15時、大幅上ぶれの3月決算と今期の75周年記念配当などを発表し、好感されている。

 21年3月期の連結決算は、緊急事態宣言の影響が限定的に留まったこと、広告宣伝費などの減少、為替差益などにより、営業利益が2月に開示した予想の7倍近い10.3億円となった。今期の予想営業利益は22.0億円(期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため増減比較なし)。また、2022年3月期の中間配当に1株当たり1円00銭の創業75周年記念配当を実施する予定とした。

 なお、テニスの大阪なおみ選手は現地時間12日のイタリア国際・女子シングルス戦でラケットを叩きつけて壊したと伝えられたことを受け、こうした動きがテニス界に広がれば買い替え需要につながると期待する向きもある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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