キヤノンが21年ぶりに2000円を割る、第2四半期の大幅減益を嫌気

■中間配は半減の1株40円の見込みとし高配当のイメージも陥落

 キヤノン<7751>(東1)は7月29日、売り気配のあと1900.0円(177.0円安)で始まり、1999年11月以来の2000円割れとなった。

 28日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2020年1~6月)を発表し、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比80.1%減の130.71奥苑となるなど大幅減益。第2四半期(4~6月)のみでは純利益が約88億円の赤字(前年同期は約345億円の黒字)。中間配当(6月期末)は前年同期から半減の1株40円の見込みとし、高配当銘柄のイメージも陥落する印象になった。(HC)

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