インフォコムは東南アジアの医師向けSNS展開のDocquity社と業務提携

■サービス連携で東南アジア向け薬剤情報システム販売拡大

 インフォコム<4348>(東1)は、東南アジア向けに医師向けSNSプラットフォームサービス「Docquity(ドクイティ)(写真=サービスイメージ)を展開するDocquity Holdings Pte.Ltd.(本社:シンガポール)と業務提携したと発表。

 Docquity社は、インドネシア、フィリピンなどの東南アジア6カ国で、医師が症例などの臨床経験の共有や、意見交換を行うことができるSNSプラットフォーム「Docquity」を提供している。展開する6カ国の医師の約半数が同サービスを利用しており、高い市場シェアを誇っている。

 また、同社は2020年度から3カ年の中期経営計画で東南アジアを主として有望なスタートアップへの戦略投資や同社ITサービスの展開を行う「アジアヘルスケア・プロジェクト」を推進している。その中で、3月には国内1000施設以上の医療機関で利用されている同社の薬剤情報システムの海外向け製品を新たに開発し、東南アジアで提供を開始した。

 今後、インフォコムが開発した東南アジア向けの薬剤情報システムとDocquityを連携させ、Docquityユーザーの医師が薬剤情報システムを同サービス内で利用できるようにする。

 今回の業務提携により、インフォコムは東南アジア新興国での薬剤情報システムの販売拡大とデータベースの品質向上、Docquity社はサービスの機能強化と新規ユーザーの獲得につなげるとしている。

■Docquity社(Docquity Holdings Pte.Ltd.)
・代表者:Indranil Roychowdhury(CEO)
・設立:2017年2月
・本社所在地:シンガポール
・事業拠点:インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー
・従業員数:約160人
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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