【株式市場】SQ算出日で日経平均は朝高後ダレるが材料株など売買活発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万393円32銭(10円35銭高)、TOPIXは1649.41ポイント(0.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億1373万株

チャート15 12日前場の東京株式市場は、先物、オプション6月物のSQ(特別清算値)算出日に当たるため朝一番はGQを巡る売買注文が加わり、日経平均は朝寄り後に54円29銭高(2万437円26銭)まで上げた。ただ、円相場の方向感が定まらないようで、その後は一時49円57銭安(2万333円40銭)まで下げるなど一進一退となった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均ともに高い。

 中で、薬王堂<3385>(東1)が引き続き月次動向の好調などを好感して高値を更新し、東証1部の値上がり率トップ。ラック<3857>(東マ)イー・ガーディアン<6050>(東マ)などのセキュリティ関連株やバイオ・薬品株も人気再燃となった。

 東証1部の出来高概算はSQ算出にともなう売買が加わり17億1373万株、売買代金は2兆3262億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は985銘柄、値下がり銘柄数は744銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る