【株式市場】米NASDAQが高く日経平均は堅調だがコロナ収束・景気回復関連株は一服しTOPIXは軟調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9107円98銭(89円65銭高)、TOPIXは1958.01ポイント(5.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7920万株

 6月18日(金)前場の東京株式市場は、NY株式市場でハイテク株が多いNASDAQは高かったことなどを受け、信越化学<4063>(東1)などの半導体関連株が高く、ダイキン<6367>(東1)など季節性銘柄の一部も高い。ただ、コロナ収束・景気回復関連株は一服模様。日経平均は取引開始直後の118円41銭高(2万9136円74銭)を高値に一進一退となり、TOPIXは終始軟調なまま一進一退となった。

 エーザイ<4523>(東1)がブリストル・マイヤーズとの戦略提携と一時金受領などを材料に一段となり日経平均を牽引。大黒屋HD<6993>(東2)は今期黒字化予想などへの評価が再燃とされて大きく反発。ケアネット<2150>(東マ)は2021年7月の創業25周年屋中期ビジョンなどが材料視され一段高。フォーバルRS<9423>(JQS)は抗菌施工サービスに関する試験結果などが注目され急伸。

 新規上場のEnjin<7370>(東マ)は10時39分に公開価格1380円を55.8%上回る2150円で初値を付け、2582円まで上げ、前引けは2492円。

 東証1部の出来高概算は5億7920万株、売買代金は1兆3384億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は874銘柄、値下がり銘柄数は1180銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、精密機器、その他製品、電機機器、金属製品、医薬品、サービス、食料品、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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