トランスコスモスの子会社はジャカルタ中心部に倉庫を新設しインドネシア向けEC事業を強化

■お客様企業の旗艦店として現地マーケットプレイスにおいて商品を仕入れ販売

 トランスコスモス<9715>(東1)の子会社で、インドネシアでEC事業を展開するPT.transcosmos Commerce(本社:インドネシア ジャカルタ、トランスコスモスコマース)は、ジャカルタ中心部に倉庫を新設し、アナリティクスの専門組織を立ち上げた。今後さらなる成長が見込まれるインドネシア市場において、EC事業を強化する。

 トランスコスモスコマースは2018年11月に事業を開始したインドネシア向けのEC企業で、日本をはじめとする世界各国のお客様企業と消費者をつなぐ販売パートナーとしてEC展開を支援している。オンラインリテールとしてお客様企業の旗艦店を請け負っているのが特徴で、現地5大マーケットプレイス(Shopee、Tokopedia、Bukalapak、Lazada、BliBli)において商品の仕入れ販売を行っている。CASIO、SEIKOの時計や、Vitabioticsの栄養補助食品などの販売実績があり、売上拡大に貢献している。

 トランスコスモスコマースは配送・物流業務においても高品質なサービスを提供しており、Tokopediaにおける1~4月のオンタイムデリバリーレート(期日までの配送割合)は100%を達成した。今後、さらに配送・物流業務を強化するため、2021年4月にはジャカルタ中心部に倉庫を新設した。7月にはさらに拡充し、大型製品の取り扱いを開始する。

 また、2021年6月にアナリストの専門組織を新設。アナリストが作成するマンスリーレポートの品質はお客様企業から高評価を得ており、分析をもとにした施策によりお客様企業の売上拡大に大きく貢献している。

 トランスコスモスのASEAN市場向け事業は、ベトナム・フィリピン・タイ・マレーシア・インドネシアにオペレーション拠点を展開し、現地市場向けにコンタクトセンター、デジタルマーケティング、ECワンストップサービスなどを提供している。EC支援サービスでは、お客様企業の海外進出状況や現地戦略にあわせて現地市場での展開を支援している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る