【株式市場】日経平均は後場小浮動に終始するが上げ幅は保ち2日続伸

東京証券取引所

◆日経平均は2万8718円24銭(149円22銭高)、TOPIXは1967.64ポイント(14.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5752万株

 7月13日(火)後場の東京株式市場は、前場上げたソニーG<6758>(東1)が一進一退になり、上値の重かった信越化学<4063>(東1)は軟調に転じて小動きなど、全般に上値の重い展開になった。日経平均は大引けまで小浮動のまま推移し、大引けは続伸だが前場の200円高の「貯金」でしのいだような印象になった。

 後場は、タマホーム<1419>(東1)やコスモス薬品<3349>(東1)が前日発表の5月決算など好感されて一段高。昭和ホールディングス<5103>(東2)は東南アジアでの訴訟案件にかかわる支払い完了との発表を受けてアク抜け感から急伸。子会社のウェッジHD<2388>(JQS)も急伸。マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は自社株買いが好感され朝方上げた後一進一退だったが大引けにかけて再び強調。プレミアアンチエイジング<4934>(東マ)は7月決算に期待再燃とされジリ高継続。

 東証1部の出来高概算は9億5752万株(前引けは4億8062万株)、売買代金は2兆1801億円(同1兆1033億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1642(前引けは1536)銘柄、値下がり銘柄数は468(同542)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは30業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、鉱業、その他金融、保険、金属製品、ガラス土石、海運、電力ガス、証券商品先物、銀行、水産農林、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る