【株式市場】日経平均は一時223円安まで下げ195円安、紙パ株や不動産株などしっかり

東京証券取引所

◆日経平均は2万6435円01銭(194円85銭安)、TOPIXは1865.00ポイント(13.45ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億8058万株

 6月15日(水)前場の東京株式市場は、さらなる円安に期待する様子があり、ホンダ<7267>(東証プライム)が堅調など自動車株が総じて上げ、紙パ株は海外パルプ市況高などが言われて堅調に推移。三井不動産<8801>(東証プライム)などの不動産株もしっかり。一方、半導体関連株は米NASDAQ反発など好感され堅調に始まったが値を保てず軟化。朝方を高値に軟化する銘柄が目立った。日経平均は4円安で始まりジリ安基調となったが、午前10時20分頃の223円59銭安(2万6406円27銭)で下げ止まり、前引けは幾分回復した。

 ヤーマン<6630>(東証プライム)が今期も大幅増益予想の4月決算など好感され急伸。関西ペイント<4613>(東証プライム)はアフリカ子会社の譲渡と自社株買いなど好感され活況高。ネクストウェア<4814>(東証スタンダード)は引き続き通信途絶したドローンのデータを瞬時に無効化する技術などに注目強く2日連続ストップ高。GA technologies<3491>(東証グロース)は業績予想の大幅増額など好感され買い気配のままストップ高。上場6日目のANYCOLOR(エニーカラー)<5032>(東証グロース)は今期も大幅増益予想の4月決算など好感され一時ストップ高の高値更新。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8058万株、売買代金は1兆3245億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は482銘柄、値下がり銘柄数は1282銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種の値上がりにとどまり、パルプ紙、証券商品先物、海運、不動産、銀行、水産農林、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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