京写は東証の新市場区分で実質「昇格」の可能性などに注目集まり2日続伸

■「スタンダード市場」の上場基準に適合と発表

 京写<6837>(JQS)は7月21日、341円(4円高)まで上げて2日続伸基調となっている。20日夕刻、東京証券取引所が2022年4月の開始を目指して推進する新市場区分のうち「スタンダード市場」の上場維持基準に適合している旨の通知を受けたと発表し、改めて好感されている。

 市場関係者の中には、「現行の市場区分なら東証2部に昇格するお墨付きを得たようなものだ」と受け止めて注目する様子もある。

 東証では、現行の4つの市場区分(東証1部、2部、マザーズ、JASDAQ)を22年4月から3つ(プライム、スタンダード、グロース)に再編する計画を進めている。各市場の上場維持基準に適合するかどうか、6月30日時点での適否を『一次判定結果』として上場各社に7月9日付で個別に通知した。

 京写では、「新市場区分の選択については、今後、取締役会決議を経て、東京証券取引所が定めるスケジュールに従い申請を行っていく」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る