アサカ理研は後場一段高、非鉄株高に加え五輪を機に同社事業の認知度向上に期待も

銘柄フラッシュ

■東京五輪メダルには回収した金32キロなど使用と伝わり連想買いも

 アサカ理研<5724>(JQS)は7月27日の後場一段と上げ幅を広げ、7%高の1480円(95円高)まで上げて3日続伸基調の出直り拡大となっている。

 貴金属・有価金属の回収、環境関連事業を行い、銅の国際市況高と円安を受けて住友金属鉱山<5713>(東1)などの非鉄株が上げているため、買い安心感が強まったとの見方が出ている。

 また、今回の東京オリンピックでは、メダル材料の貴金属を廃棄パソコンや携帯電話などから回収して再利用したことで知られるが、26日、「金約32キロ、銀約3500キロ、銅約2200キロを全国の『都市鉱山』から『採掘』し、造幣局(大阪市)が製造した」(日本経済新聞7月26日付朝刊)と伝えられた。五輪が機会となり同社の事業に脚光が当たる可能性に期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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