【株式市場】日経平均は朝方の258円高を上値にもみ合うが大幅続伸基調

◆日経平均は2万8069円28銭(181円13銭高)、TOPIXは1955.68ポイント(19.40ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8461万株

 8月11日(水)前場の東京株式市場は、米国で大規模インフラ投資法案が上院で可決され、NYダウが再び最高値に進んだことなどが好感され、米景気関連の日本郵船<9101>(東1)などの海運株や日本製鉄<5401>(東1)などの鉄鋼株が再び活況となり次第高。業績予想を増額したブリヂストン<5108>(東1)も活況高。日経平均は取引開始直後の258円53銭高(2万8146円68銭)を上値に一進一退となったが、前引けも2万8000円台を保った。

 7月の「街角景気」が足元は改善傾向とされて三越伊勢丹HD<3099>(東1)が続伸し、業績予想を増額したOATアグリオ<4979>(東1)、STIフードHD<2932>(東2)は急伸。Welby<4438>(東マ)は新型コロナ薬開発などが追い風とされ急反発。ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は売上高50%増の第1四半期決算などが好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は5億8461万株、売買代金は1兆3360億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1452銘柄、値下がり銘柄数は650銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が上げ、ゴム製品、海運、鉄鋼、鉱業、銀行、空運、不動産、ガラス土石、非鉄金属、その他製品、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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