マルマエの月次受注残高(7月)は前年同月比92.7%増となり引き続き大幅に増加

6264 マルマエ<6264>(東1)

■半導体分野ではロジック向けの出荷検収が拡大し始める

 マルマエ<6264>(東1)の2021年7月度の月次受注残高は、引き続き半導体分野、FPD分野とも前年同月比で大幅な伸びを示し、全体では前月比0.9%増、前年同月比92.7%増の16.35億円となった。

 半導体分野では、検収が過去最高水準で推移するなか、受注も好調であったことから、前月比では2.4%増、前年同月比では93.1%増の11.22億円となった。。FPD分野では、検収は過去最高を記録した前月に比べると減速しながらも概ね好調だったが、受注が減少したことから、前月比では4.1%減、前年同月比は82.3%増の4.78億円となった。その他分野においては、大きな変化はなかった。

 今後の見通しとしては、半導体分野については、全般的に好調ななか、ロジック向けの出荷検収が拡大し始めている一方、新規・既存顧客ともに受注拡大が継続していることから、概ね好調に推移すると予想している。FPD分野では、中小型OLEDを中心に、しばらくは好調な受注が予想される。その他分野においては、引き続き生産能力を活用した受注活動を行っていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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