グローリーはドイツ子会社の株式譲渡など材料視され後場も堅調に推移

■後場は上げ一服だが譲渡による業績予想の見直しに期待継続

 グローリー<6457>(東1)は8月23日の後場寄り後、2250円(25円高)前後で推移し、前場の一時2264円(39円高)に次いで堅調に推移している。同日朝、ドイツの連結子会社の全株式譲渡と通貨流通の新たな管理スキーム「Cash4.0」の推進などを発表し、注目されている。

 連結子会社でオンライン現金決済プラットフォームの開発・提供などを行うviafintech GmbH(ベルリン)の全株式をpaysafecard.com Wertkarten GmbH(ウィーン)に譲渡し、そのうえでpaysafecard社とパートナーシップ契約を締結すると発表。これによる業績への影響は2022年3月期に計上される予定だが、その額については現在精査中とした。後場は伸び悩んでいるが、遠くない将来に業績予想の見直しがあるとの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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