ドーンは後場も次第高、自社株買いなど好感され半年ぶり2100円台に進む、能登半島が北西方向に広がったとされ復興関連の期待も

■自社株買いは6万株(発行株数の1.9%)など上限に3月末まで実施

 ドーン<2303>(東証スタンダード)は1月12日、後場も次第高となり、13時30分を過ぎて9%高の2174円(174円高)まで上げ、2023年7月以来の2100円台に進んでいる。11日の15時過ぎに第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。地理情報システムなどを提供するため、能登半島の北西方向側に新たな陸地帯ができたと伝えられたことなども期待材料視されている。

 自社株買いは、6万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.9%)、取得総額1億円を各上限に、2024年1月12日から同年3月31日まで実施するとした。

 第2四半期決算(2023年6~11月・累計)は売上高が前年同期比6.4%増加し、営業利益は同23.0%増の1億65百万円、四半期純利益は同32.4%増の1億25百万円だった。5月通期の予想は営業利益を4億93百万円(前期比11.3%増)とするなど全体に据え置いた。売上高、各利益とも連続で最高を更新する見込みになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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